ドリップと脱水締めの違い

ドリップと脱水締めの違い

解凍とドリップ

ドリップ
魚の温度が上がってしまい、活性化した酵素によって細胞膜を壊された結果、水分とともに旨味も一緒に流れ出てしまう

【脱水締め】
魚にひと塩を振ることで浸透圧によって、細胞は壊れることなく、水分だけが体表ににじみ出る
余計な水分が魚に残ってしまうと、生臭さや腐敗の原因になってしまう。
水分を脱水することで、臭みがなくなり、なおかつモチモチの食感にすることができる。

魚は塩を振って冷凍する
魚の冷凍保存と食塩
夏と冬で魚の塩のタイミングを変える

参考文献 冷やしとひと塩で魚はグッとうまくなる

 

弁当に梅干しを入れる

弁当に梅干しを入れる

弁当に梅干しを入れると食当たりしないといわれているが、これは梅干しに含まれるクエン酸の殺菌作用によるもの。

梅干しの低塩化と保存性
酢の殺菌効果


ここからは主観です。
弁当に梅干しを一つ入れたからといって、弁当全体が殺菌されるわけではないので、食中毒には注意が必要である。
弁当には、ごはんや料理を冷ましてから入れたほうが腐りにくい

参考文献 料理の科学

ドレッシングの材料

ドレッシングの材料


〇・・使用する材料 △・・使用しなくてもよい材料

ドレッシングの調合は塩と酢から始める
自家製ドレッシングは味が落ちやすい
米酢、黒酢、穀物酢の違い
スパイスと調味料の相性


ここからは主観です。
ちなみに、料理の四面体の著者は「マグロの刺身」もサラダと考えている
この理由は、刺身についてくるダイコンのけん(野菜)+わさび醤油(ドレッシング)という構成がサラダであるからである。
これは単に言葉遊びではなく、既存の料理を枠をとらえなおすことで、今までとは違う料理の見方を身に着ければ良いと思われる。

参考文献 料理の四面体