冷たい料理は塩味が効きにくい

冷たい料理は塩味が効きにくい

一般的には、塩味は温度が低い方が感じやすいとされている。

しかし、塩は食品のタンパク質と結びつき、低温では安定し、熱によって結合がゆるみ、タンパク質から離れる分子構造がある。
このような構造のものは塩タンパク質複合体と呼ばれ、味蕾を刺激しない

つまり、低温なタンパク質と塩が結合すると、結合が安定するため、唾液に溶けず加熱された料理に比べ塩味が薄く感じる

水と油への塩の溶け方


ここからは主観です。

原理的には、温度が低いと塩とタンパク質の結合が強くなるため、味蕾で味が感じにくいというものである。
しかし、実際にそのレベルの違いを人間が感じ取れるかは分からない

参考文献 フランス料理の「なぜ」に答える

バターを冷やすことでグルテンの形成を阻害する

バターを冷やすことでグルテンの形成を阻害する

生地にバターを入れると、グルテンの形成を阻害する。
バターには重量の15~20%の水分が含まれている。
バターの温度が上がり、柔らかくなって溶けてしまうと、この乳化が壊れ水分が分離する。
水の分子は小麦粉と結びついて、グルテンの長い鎖になり、生地の繊細な層がくっついてしまう。

結果として、生地の層に水蒸気がこもり、焼いてもサクサクにならない

参考文献 塩、油、酸、熱

アサリとストレス

アサリとストレス

アサリはえら呼吸ができなくなると、コハク酸を作り出す
そのため、強いストレスをかけることで、貝類特有のうま味成分が引き出される。

砂抜き後に濡らして絞ったキッチンペーパーをかけて乾燥を防ぎ、20℃前後の室温で約3時間置くことでコハク酸の量を増やすことができる。

アサリは冷凍するとうま味が増す

参考文献 おいしさを逃がさない「うま味」方程式