今回はネタ話です。
人類が手を加えて作った最初の調味料は、「酢」と言われている。
酢は酒に酢酸菌が加わることで、酢酸発酵が起き、アルコールが酢酸になるとされている。
酢は英語で「ビネガー」というが、もとはフランス語の「vinaigre(ビネーグル)」が語源とされている。
vin(ワイン)+aigre(酸っぱい)を合わせてできた言語である。
つまり、ワインが酸っぱくなってできたものという意味である。
参考文献 食の選び方大全
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運動中など体がエネルギーを欲するときは、酢よりもレモンの方が美味しく感じる。
レモンに含まれるクエン酸はクエン酸回路に入り素早くエネルギーに変わるためである。
クエン酸、アスコルビン酸は美味しく感じるが、α-ケトグルタル酸、リンゴ酸、酒石酸、酢酸は特に美味しく感じない。
メレンゲにレモン汁や酸を加えると、泡が安定する。
卵白は本来pH8前後のアルカリ性だが、中性や酸性の方が泡持ちや安定性が良い。
そのため、酢やレモン汁を入れることで、pHを下げるとよい。
しかし、加える量が多すぎると、酸味がつき、酸によってタンパク質が変性して固まり、粗い泡になったり、泡が弱くなってしまう。
卵白に砂糖を加える理由
メレンゲを泡立てるとき、銅製のボウルがよい
参考文献 西洋料理のコツ