押し寿司と植物の葉

押し寿司は、寿司の原型であるなれずし乳酸発酵させた寿司)に比べると、雑菌を寄せ付けない保存性が弱くなっている。
そのため、植物の持つ抗菌作用を利用するようになった。

サバずし
アセ(ダンチョウ)やバショウ、ハラン(バラン)の葉で包む。


アセ(ダンチョウ)


バショウ


ハラン(バラン)

柿の葉寿司
柿の葉で包む


柿の葉

朴葉寿司(ほおばずし)
ホオノキの葉で包む
 
ホオノキの葉

鮭寿司(サケずし)や鱒寿司(マスずし)
ササの葉で包む

ササの葉

これらの葉は鮮やかな緑色で寿司をおいしそうに引き立てるが、本来の役目は植物の持つ抗菌作用で寿司が傷むのを防いでいる

押しずしを押す理由
寿司の抗菌

参考文献 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか