なれずし・・主に魚を塩と米飯で乳酸発酵させた食品。
塩漬けした魚に飯を加えて漬け込むと、時間とともに乳酸発酵を起こす。
これにより、酸が増加し塩味がまろやかになる。
また、特有の香りや旨味が生じる。
酸の生成が少ないときには、味の慣れ(まろやか)は起こりにくい。
滋賀県のふなずしにみられるように、古代のなれずしは魚介類の保存が目的で飯は食べない物であった。
のちに、魚とともに飯も食べるようになり、短時間でつくる生成(なまなれ)や押しずしが多くなった。
ここからは主観です
現代の寿司は、酢を使い酢飯で作る。
生成(なまなれ)は、発酵時間を短くして、飯と一緒に食べる寿司。
参考文献 調理事典