【パン粉の糖分量】と【フライの衣の味】には関係がある
サクサクしたフライ独特の口当たりは、パン粉の脱水率および吸油によって変化する
つまり、水と油の交換率と深く関係する
油と水の交換率が高いほど、口当たりは良くなる。
このため、糖分含有率が低い方がよい。
糖分が多い場合
●糖分の保水性により、水と油の交換率が低下する
●揚げると糖分がキャンディー状になるため、コツコツした堅い歯ざわりになる
●糖分はカラメル化しやすく、十分に揚がる前にフライの衣が焦げる
参考文献 調理事典
ここからは主観です
上記の話をまとめると、甘い(糖分の多い)パン粉は、「揚げると焦げやすく硬くなりやすい」という話である
決して、糖分の少ないパン粉の方が、100%美味しいという話ではない