チューブ入りワサビと香りについて

※難しい話はカットします

ワサビのツーンとした香りは、イソチオシアネートと呼ばれるものです。
この物質は、非常に揮発しやすい性質があります。
その為、チューブ入りワサビを開発する時、香りが抜けてしまうのが問題になりました。

そこで、ブドウ糖分子を5、6個を円形につないだシクロデキストリンの中心にイソチオシアネートを結合させることで、揮発を抑えることに成功しました

結果、チューブからでたワサビはあまり香りがしないが、醤油や水に溶かすとシクロデキストリンが溶けて、イソチアシアネートが飛び出して一気に香りが立つ

【まとめ】
チューブ入りワサビは、醤油や水に溶かすと香りが立つ

ワサビは辛いのに汗をかかない

参考文献 食品の科学