子どもと大人で感じる甘味の違い

あなたはなぜ「カリカリベーコンのにおい」に魅かれるかより、一つの実験結果になります。

子どもは甘いものが好きだが、その中でも砂糖に対する反応に差がある。
7歳~14歳の男女の(216人)の反応を調べた実験では、砂糖に最も反応する子は、もっとも反応しない子にくらべて20倍の感度を示した。

子どもと大人では、甘味を感じる受容体が違う。
大人は、2種類の味覚受容体遺伝子によって決まる。
子どもは、大人の2種類の味覚受容体遺伝子に関係なく、苦味受容体遺伝子によって決まる。
つまり、子どもは苦味に強く反応するほど、甘味にも強く反応する

さらに、大人は甘味への感度が低いほど、砂糖を消費する傾向がある。
一方で、子どもは砂糖への感度が高いほど、砂糖を消費する傾向がある。さらに、子どもは甘味が好きであるほど塩味が好きになる傾向もある。

【まとめ】
子どもは苦味に強く反応する(嫌い)ほど甘味と塩味が好きな傾向がある

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