ナタ・デ・ココは発酵食品

ココナッツは年間を通じて結実と成熟が見られる。
1年で成熟するが、5~7ヶ月目の未熟果実は、ココナッツ水と呼ばれる甘い液体(糖分約2%)と、ゼラチン質の果肉を味わうことができる。

ナタ・デ・ココは、ココナッツ水に酢酸菌(ナタ菌・・・アセトバクター・キシリナム)を加えて発酵させたときに表面にできる水分の多い半透明のセルロースの塊りである。
ナタ・デ・ココには、あまり味がないが、弾力のある食感である。


ここからは主観です。

調べてみると、スペイン語で「ナタ」は(液体表面上)の皮膜を意味する。
つまり、ナタ・デ・ココは、ココナッツの上澄みの被膜を意味する
また、フィリピン発祥の伝統料理であるとのこと。

参考文献 発酵のことが一冊でまるごとわかる マギーキッチンサイエンス