食物繊維とは「人の消化酵素では消化されない食品中の消化難解成分」と定義されている
【水溶性繊維(水に溶ける)】
●水溶性ペクチン(野菜・果物)
●グルコマンナン(コンニャク)
●寒天
●アルギン酸(昆布・わかめ)
【不溶性食物繊維(水に溶けない)】
●セルロース(野菜・穀物)
●ヘミセルロース(豆類)
●リグニン(ココア・穀類・豆類・薪)
●不溶性ペクチン(野菜・果物)
●キチン(エビ・カニ)
◆咀嚼回数が増えるため唾液の分泌が増える
◆吸水膨潤作用があるため満足感を生じやすい
◆消化管の働きを活発にする
◆腸の運動が活発にする
◆胃や腸の粘膜を保護する
◆腸内環境を改善する
◆腸内の有害物質の排出を促進する
ただし、過剰摂取した場合は下痢などの悪影響もあるとされている
参考文献 クッキングに学ぶ化学