料理とワインの順番

料理とワインの順番

料理を食べてからワインを飲むか、ワインを飲んでから料理を食べるかで、食べ手が受ける印象は変わる。
後に口に入れたものの印象が強く残るため、ワインが後であればワイン寄りの、料理が後であれば料理寄りのマリアージュ(組み合わせ)となる可能性が高い。

海鮮と合うワインの見つけ方
魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワインといわれる理由

参考文献 おいしさをデザインする

デグラッセは油では行わない

デグラッセは油では行わない

デグラッセ・・肉を焼いた鍋にこびりついて残った茶色いもの(シュック)をワインなどの液体で煮溶かす工程

デグラッセは油では行わない。
この理由は、濃縮されたアミノ酸などのうまみ成分は水溶性で、メイラード反応で生成される成分も水溶性が多い
つまり、油には溶け込まないためである。

一方で水やスープでデグラッセは行えるが、ワインが使われることが多い
この理由は、ワインにはアルコールが含まれ、メイラード反応に使われるブドウ糖や果糖が入っておりメイラード反応が進みやすく、香ばしい風味が濃厚になるためである。


ここからは主観です。
デグラッセに生クリームを使う場合がある。
生クリームの水分量は約50%となっており、バターは約16%になっている。
このため、一般的には水分量の少ないバターでデグラッセはしない。

参考文献 おいしさをデザインする