お箸の適性の長さ

お箸は人によって適性の長さが違う。
一般的に「ひと咫半(ひとあたはん)」が適正とされている。

咫(あた)というのは、日本に昔からあった長さの単位で
「親指と人差し指を直角に広げた時にその親指と人差し指の先を結んだ対角線の長さ」
「手を開いた時の中指の先から親指の先までの長さ」
「手のひらの下端から中指の先端までの長さ」
などいくつかの定義がある。

ひと咫半(咫の1.5倍)が箸として使いやすく、きれいに見える長さとなっている。


ここからは主観です。
上記の話は、あくまでも目安である。
箸は長さだけでなく、材質や形も違うため、使ってみて自分が一番しっくりくるものを使うとよい。

「祝箸」の両側が細くなっている理由
箸を横向きに置く理由

参考文献 ホントは知らない日本料理の常識・非常識