サケとマスの卵がオレンジ色の理由

サケやマスの身がオレンジ色をしているのは、カロテノイド系の天然色素アスタキサンチンを含む甲殻類をエサにしているから。

メスが産卵準備に入ると、アスタキサンチンが卵巣に向かい、卵にオレンジ色をつける。
この色素は太陽光線によるダメージから保護する特性があるのと、オスが卵を見つけやすくして受精を促す役割を持っている。

参考文献 フランス式おいしい調理科学の雑学