刺激と感覚

一般的に、あらゆる感覚の強さは、与えられた刺激の強さに比例しない。
刺激と感覚の強さは
●ウエーバー・フェッヒナーの法則
●スチーブンスのベキ法則
という二つの式のどちらかに当てはまるとされている

簡単に言えば、与えられた刺激が倍になっても感じる感覚は倍にならない
例 砂糖を2倍入れても、2倍甘く感じない

【ウエーバー・フェッヒナーの法則】
R=klogS
S:刺激量(物理量)
R:感覚量
K:定数(感覚ごとに異なる値)

【スチーブンスのベキ法則】
R=KSⁿ
このnの大きさは、刺激により異なるが、味覚や香りの場合、たいていは1未満になる。

参考文献 ポケット図解 おいしさの科学がよ~くわかる本