食卓用ナイフの先端が丸い理由

今回はネタ話です。

食卓用のナイフの先端が丸くなったのは17世紀のフランスが起源とされている。
当時はナイフの先は尖っていて、貴族たちは食後にその先で歯の掃除をしていた

ところが、ルイ13世の宰相(さいしょう・・政治を補佐する者)リシュリューは、客として招待した身分の高い人物がナイフで歯をほじる姿を見て憤慨(ふんがい)。
そして召使に命じて、家にあるナイフの先を全て丸く削らせた

それから、ナイフで歯をほじるのを快く思っていなかった貴婦人たちは、リシュリューの丸いナイフをこぞって注文した。
こうして、丸い先端のナイフがフランスから世界に広まった。

参考文献 大人の教養博識雑学2000