ファストフードの高彩度の暖色系が使われる理由

色は高彩度になるほど興奮感を与え、低彩度になるほど鎮静感を与える。
高彩度の中でも特に「暖色系」の方がより興奮感を感じる。

そのため、ファストフードに高彩度の暖色系が多いのは、脈や唾液の分量を活発にして食欲を増進させる狙いがある。
また、暖色系の色は時間の経過を早く感じさせることができるため回転率を上げる狙いもある。

食欲と皿の色

参考文献 心理学×物理学×色彩学の研究でわかった! なるほど「色」の心理学 色彩心理のすべてがわかる本