実験では、容量が同じ(355ml)だが形状が違うグラスを用いる。
細長いグラスと太く低いグラスである。
一定量(44.3ml)を注ぐように求めた結果、細長いグラスには指示した量が注がれたが、太く低いグラスには35%も多く注がれた。
バーテンダーにも同じ実験をしたが、同じように太く低いグラスに25%多く注いだ。
私たちは、容器の高さの差異には敏感だが幅の差異には敏感ではない。
そのため、太く低いグラスに多く注いでしまうのである。
フルートグラスと飲む速度
アイスクリームのスプーンの大きさと取る量
参考文献 心理学からみた食べる行動