肉食動物と人間の体の違い

今回はネタ話です

私たちの祖先は、肉だけでなく植物の実や根も同じように食べていたと考えられている。
なぜなら、もともと植物食の人類は肉食動物としての特性を備えていないのである。

肉を分解するには、胃酸を多く含む消化能力の高い胃液が必要である。
しかし、人類は肉食動物に比べ、胃酸の濃度が20分の1しかない

また、肉類の動物性たんぱく質や脂肪酸が腸内で発酵すると、アンモニアや硫化水素などの有毒な物質が発生する。
そのため、肉食動物は食べ物を腸内に長くとどめないように腸が短くできている。
人類の腸が体長の12倍もの長さがあるのに対して、肉食動物の腸は体調の3~4倍しかない。

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参考文献 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか