油脂の3つの機能

油脂の3つの機能

油脂は「主材料」「調理媒体」「調味料」の3つの役割に分類できる。

【主材料】
油脂は豊かな風味と、好ましい食感の両方の源になる。
ハンバーガーの挽肉の脂は、パテ内部で肉汁となり、ジューシーにする。
バターは小麦粉に作用し、柔らかくサクサクした食感にする。
オリーブオイルは、ソースに草の風味と豊かな食感をもたらす。
アイスクリームは、なめらかさや味わいを決める。

●様々な食材と結びつける
●サクサクでクリーミーな軽い食感や柔らかい食感

【調理媒体】
調理油は非常に高い温度まで加熱でき、調理する材料の表面温度を高温にできる。
これにより、食材はキツネ色になり、表面がパリッとする。
鶏肉を炒めるピーナツオイル、野菜を炒めるバター、マグロを煮込むオリーブオイルなど。

●パリッとした食感
●やわらかい食感
●加熱して食材の調理に使う

【調味料】
ライスコロッケにごま油を数滴たらすと風味が増し、スープにサワークリームを加えると滑らかなコクが出る。
サンドイッチにマヨネーズを塗るとみずみずしさが増し、パンに発酵バターを塗るとコクが生まれる。

味や食感を調整するために料理に塗ったりかける

 

参考文献 塩、油、酸、熱

牛脂と塩

牛脂と塩

脂ののりのいい魚は強めに塩をあてる

脂肪のない筋肉部分には水分が多いので、塩漬け中によく吸収する。
しかし、脂身にはあまり水分がないので、同じようにはならない。
両方を別々に味見すると、筋肉部分は塩気が強く脂身はほとんど味がしない。

調理するときは、この吸収の偏りを意識しなければならない。

参考文献 塩、油、酸、熱

冷たいフライパンから野菜を炒める

冷たいフライパンから野菜を炒める

今回は、水島弘史(みずしまひろし)シェフの理論の紹介です

野菜炒めが水っぽくなる理由

野菜を炒めるとき、冷たいフライパンに野菜を入れてから、油をまわしかけて火にかける
野菜の温度をゆっくり上げることで、細胞が壊れるのを防ぐ。
これにより、水分やうまみが流れ出るのを防ぎ、水っぽくなるのを防ぐ。

参考文献 水島シェフのロジカルクッキング