油脂を含む食品の香りの持続性

油脂は本来、無味無臭であるが、調理することにより、他の素材の呈味成分(味)香気成分(香り)が結合する(なじむ)。
油脂を多く含む食品では、食べている間に、食品に含まれる油脂から香りが徐々に口の中に放出される
そのため、味や香りによる持続性が感じられる
これが、油脂が存在する食品がおいしく感じられる理由の一つである。


ここからは主観です。
油脂を含む食品は、「コク」があると表現される場合があるが、この「コク」というのは【味や香りの持続性】の部分を指していると考えられる。

うま味調味料は舌に残る
長続きする味と長続きしにくい味

参考文献 食品のコクとは何か