玉ねぎに油は吸い込まれにくい

玉ねぎに油は吸い込まれにくい

フライパンに油を引いて玉ねぎを炒める。
その後、玉ねぎを取り出す場合、油は玉ねぎに付着するのか?

高温の食材や調理器具は、表面水分が蒸発して親水性が弱まっている。その代わり、油が付着しやすい。
②加熱により水分が蒸発し、多孔質(小さな穴が開いた状態)になると、油が孔に入り込む(油が吸着する)

フライパンで油を引き玉ねぎを炒めた場合、
Ⅰ:炒め終わった玉ねぎは温度が少し下がり、玉ねぎの表面水分が油をはじきやすくなる
Ⅱ:玉ねぎを炒めても、※内部から水分が出続けているため、油は浸透せず表面を流れ落ちる
Ⅲ:玉ねぎは細胞壁に守られているため、表面に油が吸いこまれにくい

上記のことから、結果として玉ねぎに油は吸い込まれにくい

※例えば揚げ物で考える場合、気泡が出続けているということは中の水分が蒸発しているという事である。
つまり、水分が0になるということは、揚げ物を加熱しても一切気泡が出ない状態である。


ここからは主観です。

野菜を油を引いて炒める場合、野菜に油が染み込むというイメージが強い。
しかし実際には、油はそこまで野菜にしみ込むわけではない。

参考文献 強火をやめると、誰でも料理がうまくなる!

有塩バターの賞味期限が長い理由

有塩バターの賞味期限が長い理由

無塩バターと有塩バターの違い

有塩バターは無塩バターと比べ賞味期限が半年ほど長くなっている
この理由は、塩が加えられているためであるが、バター全体で見ると2%しか塩分濃度がない。
バターは約80%が脂肪 16%が水となっており この水分の部分に塩が溶け込んでおり、水分の塩分濃度が10%以上のため菌が増殖しにくい。

参考文献 コツと科学の調理事典

魚をフライパンで焼く

魚をフライパンで焼く

カリッとした黄金色の皮にするには、高温で焼く必要がある
そうすると、水分がジュ―と蒸発し、表面温度がメイラード反応に必要な制定温度(140℃)を超える。
皮に水分が残っていると、熱エネルギーが過剰な水分の蒸発に使われ、メイラード反応がすぐには起こらない。
そのため、皮が色づくほど乾燥する前に、身の部分は火が通りすぎてしまう

また、フライパンの温度が低い場合、皮のタンパク質とフライパンの金属原子の間で化学反応が起こり、魚がフライパンにくっついてしまう

【まとめ】
①底の厚いフライパンを強火で熱する。
②ヒマワリ油または発煙店の高い油を引き、発煙点直前まで加熱する。
③皮目を下にしてフライパンにおき、フライ返しで均等に押し、熱が皮全体に伝わるようにする。

タイの姿焼きは紙を被せて焼く

参考文献 料理の科学大図鑑