豆乳ににがりを入れたら固まる理由

豆乳ににがりを入れたら固まる理由

豆乳はコロイド溶液である。
そして、コロイド粒子はタンパク質であり、分散媒(ぶんさんばい)は水である。
つまり、水の中にコロイド粒子のタンパク質が溶けている状態

豆乳のコロイド粒子のタンパク質は水溶性である。
そのため、コロイド粒子の表面にはびっしり水分子が張り付いている。

ここに「にがり(MgSO4)」を加えると、イオン化合物であるため、水に溶けると「マグネシウムイオンMg²⁺」と「硫酸イオンSO4²⁻」に電離する。
水分子はタンパク質よりもイオンの方に強く引き寄せられる性質がある。
そのため、大豆タンパク質の周りに付いていた水分子はにがりの方へ行ってしまい、結果として大豆たんぱく質が丸裸になる。
こうなったら、大豆タンパク質同士の接近を妨げるものが無いため、大豆タンパク質のコロイド粒子はたがいに結合して個体となって沈殿する。
これが豆腐で、この操作を科学的には塩析(えんせき)という。

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参考文献 食品の科学

茶碗蒸しで「す」ができる理由

茶碗蒸しで「す」ができる理由

卵の溶液は、均一であれば70~80℃で固まる。
しかし、粘り気があると対流が起きにくいので、どうしても温度のムラが生じる
温度のムラがあると、一部が沸騰して気泡ができたあと「す」になったり、固まらないところができたりする。

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参考文献 科学的に正しい料理のコツ

お茶の抽出温度

お茶の抽出温度

茶葉の三大成分は
①渋味のタンニン
②苦味のカフェイン
③うま味のテアニン
となっている

渋味のタンニンと苦味のカフェインは、温度が高ければ高いほど多く溶け出す。
一方で、うま味のテアニンは60℃ぐらいで溶け出す。
そのため、低めの温度でお茶を抽出することで、渋味と苦味を抑えることができる。

ただし、お茶の種類によって適温が違うため注意が必要である。

参考文献 科学でわかる料理のツボ