年取り魚とは

年取り魚とは

「年取り魚(としとりさかな)」とは、年末年始に縁起物として食べる魚である。

関東ではサケ、関西ではブリが年取り魚とされている。

ブリは関東では「ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリ」、関西では「ツバス、ハマチ、メジロ、ブリ」と、大きくなるにつれて名前が変わる。
武士は出世で名前が変わる文化があったことから、ブリはお祝いの席で食べる出世魚として好まれるようになった。
特に京都では「二十日正月」(1月14~1月20日)にブリを食べて、師の教えで得を増すことを祝う「骨正月」という習慣があった。

一方で、サケは上方(京都や大阪)から江戸に回送されるようになり、江戸では「栄える」に通じる縁起物として受け入れられた。
塩鮭は長期保存でき、塩分をとれるという点も、江戸での人気を後押しした。

おせちの意味

参考文献 関東と関西ここまで違う!おもしろ雑学

刺身や切り身の下に敷いてあるシートの名前

刺身や切り身の下に敷いてあるシートの名前

今回はネタ話です。

刺身や切り身から出るドリップを吸い取るために、トレーの下に白い紙が敷いてある。

この白い紙の商品名は「ドラキュラマット」と呼ぶ。

三和コーポレーションが開発したもので、余分な血を吸収し、銀イオンの作用により菌の繁殖を防ぐ。

解凍とドリップ

参考文献 雑学全集5530種類