リンゴジュースをつくるときに少量の塩を入れる

リンゴジュースをミキサーなどで作る場合、すぐに茶色っぽく変色する。
これは、プロシアニジン(ポリフェノール)と、ポリフェノールオキシダーゼという消化酵素がリンゴに含まれているため。
これらが空気に触れたとき、プロシアニジンが褐色に変色するのが原因である。

塩には、酸化酵素の働きを抑える働きがあるため、リンゴジュースを作る場合、少量の塩を入れることで褐変を防ぐことができる。
リンゴ1個(約300g)に対して、塩1~2gぐらいが目安である。

参考文献 科学で料理をおいしくするワザ257