口中調味(口内調味)は日本人特有

今回はネタ話です

白いご飯と、つくだ煮などを一緒に食べようするとき、まず白いご飯を口の中に放り込み、それがまだ口の中にあるうちにつくだ煮などをつまんで口の中に入れることを口中調味(口内調味)と呼ぶ。

これができるのは世界中でほとんど日本人だけとされる。
日本以外、とりわけ西洋人は、ご飯とつくだ煮を別々のタイミングで口の中に入れ同時に咀嚼することができないため、あらかじめつくだ煮をご飯に載せ、混ぜてから口の中に入れるのである。

世界中にご飯を食べる国はたくさんあるが、日本以外の国は、
●汁やソースをかけて食べる
●おかずを載せて食べる
●ご飯に最初から味を付けておく
のいずれかの方法で食べるのが常識になっている。

米の品種と相性の良いおかず


ここからは主観です
調べてみると、
●文化的にタブー(口の中に物が入っている時に口を開けてはいけない)
●箸を使う文化が無く、難しい
などもあるようだ。

ただ、最近は日本食も海外で増えてきているため、今後は海外でも常識になるかもしれない。

参考文献 美味礼賛