口の中の感覚点

感覚点とは、刺激を受けたとき神経が興奮して脳に情報を伝える点である。
触点、圧点、痛点、温点、冷点がある。

感覚点の密度が高いほど、感覚は敏感となっている。
口の中の感覚点は均一ではなく、唇や舌先など前方に最も多く敏感である
一方で、奥に行くほど鈍感になり、奥歯の頬(ほお)部分では最も低くなる
これは、食物をかみ砕いたときに、歯からはみ出して頬にあたってしまうため、過敏に刺激を受けてしまわないようにするためと考えられている。

食感と他の感覚の相互作用
擬音語による食感表現

参考文献 おいしさの科学