座布団の裏表

座布団は、中央に締め糸の房(ふさ)が付いている方が表である。
表にも裏にも房がある場合は、側地(がわじ ※綿を詰めている布の部分)の縫い代(ぬいしろ)が覆いかぶさっている方が表である。


ここからは主観です。

座布団の中央が十字とじではなく、三方とじ(Y字)の場合は、Iの部分が前(Vが後ろ)になる。

また、座布団に房が付いている理由は、邪気払いの意味があり、座布団に座る人に邪気が入らないように房がつけられたとされている。
座布団以外には、刀や鎧、相撲の土俵などにも房がある。

床の間の上座と下座 

参考文献 マンガでわかる日本料理の常識