一食分の量と満腹感

実験では、マカロニ&チーズを好きなだけ食べるように指示した。
その時、皿に盛られている量は500g、625g、750g、1000gの4つのうち1つであった。

結果、食べ終わった後に満腹感の定評をしたもらったところ、どの条件でも100点満点中80点前後であり、差が見られなかった。
つまり、一食分として提示される量が増加すると摂食量は増えるが、その後の満腹感には差が生じにくい

一食分の量として出されると、それが食べる量の基準として考えられるため、どれだけの量を1回で食べるべきかという情報として考えるためである。


ここからは主観です。

例えば、定食屋で出されたご飯の量が多少変化しても、それが一食分の量として認識されるため、満腹感は同じようなものと考えられる。
他にも、ポテトチップスの中身の量が変化しても、1袋(1食分)食べたという基準で考えるため、満腹感はあまり変化しないなどがあるだろう。

デルブーフ錯覚
一口サイズ
アイスクリームのスプーンの大きさと取る量

参考文献 心理学からみた食べる行動