一食分の量と満腹感

一食分の量と満腹感

実験では、マカロニ&チーズを好きなだけ食べるように指示した。
その時、皿に盛られている量は500g、625g、750g、1000gの4つのうち1つであった。

結果、食べ終わった後に満腹感の定評をしたもらったところ、どの条件でも100点満点中80点前後であり、差が見られなかった。
つまり、一食分として提示される量が増加すると摂食量は増えるが、その後の満腹感には差が生じにくい

一食分の量として出されると、それが食べる量の基準として考えられるため、どれだけの量を1回で食べるべきかという情報として考えるためである。


ここからは主観です。

例えば、定食屋で出されたご飯の量が多少変化しても、それが一食分の量として認識されるため、満腹感は同じようなものと考えられる。
他にも、ポテトチップスの中身の量が変化しても、1袋(1食分)食べたという基準で考えるため、満腹感はあまり変化しないなどがあるだろう。

デルブーフ錯覚
一口サイズ
アイスクリームのスプーンの大きさと取る量

参考文献 心理学からみた食べる行動

焼き鳥、照り焼きを焦がさず焼く

焼き鳥、照り焼きを焦がさず焼く

焼き鳥や照り焼きは、焦げてしまうことがある。
そのため、まずは素焼きすることが大切である。

焦がさないで火を十分に通しておき、それから、しょうゆとみりんを合わせた焦げやすいタレを塗る。
タレは、塗ったら火であぶるが、このとき材料が熱くなり、焦げ始める直前になったら、材料をタレの中に浸し温度を下げる
したがって、タレは塗るよりも、タレの中につける方が材料の表面温度が冷えてよい。

これを3回程度繰り返すことで、ツヤのあるしっかりしたタレがつき、味や香ばしさがつく。

焼き料理のよい香り

参考文献 「料理・食べもの」ものしり雑学

「やみつき」になる組み合わせ

「やみつき」になる組み合わせ

今回の記事は「悪魔の食べ合わせレシピ」からの紹介になります。

甘味と塩味が同程度の食べ物は「やみつき」になりやすい傾向がある。


●ツナマヨおにぎり

●甘い炭酸飲料+塩の利いたスナック菓子
(二つを食べると甘味と塩味が同程度になる)

●チョコがけポテトチップス

これらの味覚を同程度にそろえるには
砂糖25:塩5:酢20:旨味調味料1
で味の強さはほぼ同じといわれている

塩味は刺激系、甘味は中和系の味覚に分類できる
この二つの味覚で刺激→中和を繰り返すと、食欲が増すとされている。

食塩やグルタミン酸ナトリウムには中毒性はない
中毒性のある料理
日本人が好む味覚


ここからは主観です。
上記の話では、砂糖5g:塩1gの比率が「やみつき」になると解説している。
実際の料理で計算したところ、牛丼のダシなどの比率が約砂糖5:塩1(醤油に含まれる塩分)になっていた。
また、【砂糖大さじ1、本みりん大さじ1、濃口醤油大さじ1】を混ぜた場合、砂糖6:塩1の比率になる。

参考文献 悪魔の食べ合わせレシピ