ソースの考え方 後半

料理の四面体の一つの考え方になります。

ソースの考え方 前半

実は素人でも、基本的な手順を知っているだけで数百種類のソースが作れる
そして、数百種類のソースがつくれれば、一枚の肉から数百種類の料理ができる。

例えば
1バター
2小麦粉
3タマネギ(エシャロット・わけぎなど)
4シメジ(シャンピニオン・マイタケなど)
5小海老
6ワイン
7生クリーム(牛乳)
8出し汁(ブイヨン)
という8種類の食品があるとすると、これらを組み合わせると※112種類のソースができる。
※組み合わせでソースらしくないものは除外
以下は一例の表である。

これを、牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉にかければ448種類の料理ができ、魚も加えれば魚の種類ごとに料理の名前が変わるためレパートリーは優に1000種類は超える。
更に焼き方を直火、網焼き(グリル)、フライパン、茹でるなど変えるだけで数千種類の料理のレパートリーができる。
これらの料理は「バターで肉(魚)を炒め、炒めたあとのフライパンにちょっとした材料を加えて汁を注いでまとめ、そうしてできたソースを肉(魚)にかける」という、ごく簡単な基本テクニックから派生したものである。

スパイスと調味料の相性


ここからは主観です。
個人的には上記の数千種類の料理が簡単にできるという話は少し乱暴と思うが、教訓としては「ソースの基本さえ押さえておけば、神経質にならず(材料がなければ違う材料で代用してみるなど)色々とアレンジしてみると良い」であると思われる。

参考文献 料理の四面体