香りとメンタル

【オレンジの香り】
就寝の前に、部屋にオレンジ果皮の香りを漂わせたところ、副交感神経(リラックスさせる神経)の活動が高まり安眠できる

【ペパーミントの香り】
清涼感があるペパーミントの香り。「頭がスッキリする」「集中している」「元気がある」などの気分が高まる。勉強や仕事の休憩中の気分をリセットできる

【ジャスミンの香り】
花の甘く濃厚な香りには、覚醒作用がある。ジャスミンの香りを嗅ぐと脳波がコーヒーの香りを嗅いだ時によく似ている。

香りの情報伝達経路をみると、嗅細胞からごく短いステップで、脳の中の「大脳辺縁系(だいのうへんえいんけい)」や「前頭葉(ぜんとうよう)」に伝達される。
「大脳辺縁系」では、喜怒哀楽などの感情やストレス反応に関わる「偏桃体(へんとうたい)」、記憶に関わる「海馬」も含んでいる。
つまり、香りは感情やストレス、記憶などとも深く関係しているのである。

懐かしい匂い
バーベキューでリラックス

参考御文献 香と食材の組み立て方