真ん中に大きな穴のある杓子(しゃくし)

普通の杓子(しゃくし)でかき混ぜると、粘度のある食材は杓子にくっついてしまう。

穴あき杓子のメリットは
材料どうしがくっつきにくい
●穴の縁では材料が2倍以上早く混ざる
という2つの利点がある
穴あき杓子は、イタリアでは「リゾット杓子」、フランスでは「かき混ぜ用杓子」という名前で呼ばれている

この他に、パスタ用のトングにも穴が開いている場合がある
理由としては
●パスタを取り出すとき、穴から湯を逃がすことができる
●1人前分のパスタの量を測れる
がある

木杓子でかき混ぜることと言われる理由
穴のあいたヘラや木杓子(きじゃくし)

参考文献 フランス式おいしい調理科学の雑学