関東と関西で違う桜餅

関東と関西で違う桜餅


関東


関西

関東の桜餅は小麦粉の生地を薄く伸ばして焼き、こしあんを包んだクレープ状のもの。

関西の桜餅は粗くひいた道明寺粉を使って作った生地で、小豆あんを包んだもの。

この2つのタイプの桜餅は、関東のものが「長命寺」、関西のものが「道明寺」と呼ばれている。

元祖は関東の長明寺。あるとき葉っぱを塩漬けして餅を包めば桜の香りと一緒に楽しめるのではないかと閃いた。
そして餅を桜の葉で包んで道命寺の門前で売り出し名物となった。

一方で、関西の道明寺はそれを後追いしたことになる。
道明寺粉とは、餅米を蒸して乾燥させ、粗くひいた保存食で、当時は戦場などに持参する非常食としても活用されていた。
それが、お菓子作りに使われるようになったのである。

参考文献 関東と関西 おもしろ雑学

スパイスに風味がある理由

スパイスに風味がある理由

スパイスの風味は植物が主に身を守るために作り出す化学物資である。

【シナモン】
シナモンの香りはカリオフィレンと呼ばれる化合物である。
植物は食べられると、シグナルを出して風に乗せ「防御化学物質を生成して、敵に備えろ」と風下の植物に伝える。

【ターメリック】
ターメリックの風味成分には化合物シネオールが含まれている。
薬のようなやや強い刺激的風味があり、食べようとする動物を遠ざける苦みのある忌避剤として進化した。

【コショウ】
コショウの辛味は化学物質ピペリンによるもので、舌にある痛覚や温覚を伝える神経を刺激する。
昆虫忌避効果が高い。

【八角】
八角の強烈な風味はアネトールからきている。
感染症と害虫を遠ざけるために進化した。

【グローブ】
グローブには温かみ、ユーカリのような香り、舌に甘さをもたらす効果のある化学物質オイゲノールが高濃度で含まれている。
生育中の木では、オイゲールは受粉昆虫を引き寄せ、感染症と害虫を遠ざける役割がある。

唐辛子が赤い理由

参考文献 スパイスの科学大図鑑