ある実験で、本物のクリームチーズをクラッカーに乗せてかじり、吐き出した場合、ノンファット(まがいものの)クリームチーズを口にして吐き出した場合を比べる。
結果、数時間後の血中トリグリセリド濃度は、本物のクリームチーズの方が高い。
つまり、全身の脂肪の代謝が口中で感じる脂肪の感覚により調整されている可能性がある。

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ある実験で、本物のクリームチーズをクラッカーに乗せてかじり、吐き出した場合、ノンファット(まがいものの)クリームチーズを口にして吐き出した場合を比べる。
結果、数時間後の血中トリグリセリド濃度は、本物のクリームチーズの方が高い。
つまり、全身の脂肪の代謝が口中で感じる脂肪の感覚により調整されている可能性がある。

炭水化物を口に入れた時の反応としては、運動能力の向上がある。
アスリートが競技中にブドウ糖を摂取すると成績が上がる。
この効果は、ブドウ糖(デンプン)を口に入れて吐き出したときも起こる。
ところが、カロリーの無い甘味料のサッカリンを口に入れて吐き出した場合には、運動成績に影響は出ない。
つまり、味覚システムは刺激によってそれが代謝に関係する炭水化物か判断し、運動能力に影響を及ぼしている。
ここからは主観です。
上記の話をまとめると、体は味ではなく違う何かに反応しているということが分かる。
人工甘味料は、甘味はするが実際に体は糖としては認識していない。

生命を維持するには血液からブドウ糖をある程度取り除く必要がある。
そのためには、運動するのでなければ、インシュリンを分泌しなければならない。
味覚は炭水化物(糖やデンプン)の味を感じるとすぐに、身体の対応準備を始める。
ブドウ糖を口に入れて(飲み込まずに)吐き出したとしても、摂取(せっしゅ)を予測した膵臓からインシュリンが分泌される。
インシュリンの分泌量は少量だが、食中、食後の血糖値を大きく下げる。
この反応は砂糖を摂ったときだけでなく、パンやジャガイモやパスタに含まれるデンプンでも起こる。
唾液にはアミラーゼという酵素があり、デンプンをブドウ糖に分解するためである。
※人間にデンプンの受容体があるかはまだ分かっていない。
【まとめ】
人間は口に食物を入れた時点で、無意識の代謝運動が始まる。