トマトの種類

トマトの種類

【大玉トマト】100g以上
●ファーストトマト
おしりの部分がとがっているのが特徴。皮は薄く、甘味と酸味のバランスも良い。
実くずれしにくいので、サンドイッチやサラダ向き。

●桃太郎
大玉トマトの主流品種。果肉が固めのため、熟してから収穫される。
糖度が高く、甘味があるのが特徴。

●麗夏(れいか)
しっかりした果肉で、甘みと酸味のバランスがよいトマト。
通常のトマトの約2倍のリコピンを含む。

【中玉トマト】30~60g
●フルティカ
中玉トマトのなかでも特に甘く、糖度は7~8度(いちごと同じぐらい)。果肉も柔らかく、皮が口の中に残りにくい。

●ルネッサンス
甘味より酸味が強め。お尻がとがっていて、皮が薄く果肉が厚いのも特徴。生食はもちろん、スープやソースにしてもよい。

【ミニトマト】10~30g
●アイコ
プラム形のミニトマト。赤のほか、黄、オレンジ、チョコなどカラーも豊富。
それぞれの色によって甘味や酸味、栄養価が違う。

●シシリアンルージュ
普通のミニトマトよりもうま味成分が約3倍含まれている。加熱することでコク深い味わいになる。

トマトの皮を剥く
トマトの保存方法

参考文献 やさいのトリセス

ナスの種類

ナスの種類

●長なす
肉質がやわらかく、加熱するとトロっとした食感になる。スーパーで一番よく見かける品種。
例:煮物、炒めもの、漬け物など

●大長ナス
長さが30cmほどの細長い品種。加熱すると食感が滑らかになるが、皮は少し固め。
例:焼きナス、炒もの、田楽など

●水ナス
絞ると水がしたたるほど水分が多く、生食できる。大阪の「泉州水ナス」が有名。
例:漬け物、サラダなど

●米ナス
アメリカの品種を改良した大型のナス。果肉がかたいので煮崩れを起こしにくい。
例:焼きナス、揚げびたし、田楽など

●丸ナス
肉質がしまっていて、加熱するとやわらかくなる。煮崩れしにくいのも特徴。
例:煮物、揚げ物、漬け物など

●千両ナス
皮がやわらかく、加熱すると長ナスよりもトロトロに。煮崩れしやすいので煮物には不向き。
例:焼きナス、天ぷらなど

ナスが油と相性が良い理由
ナスを煮るときあらかじめ油で揚げたり炒めたりする理由

参考文献 やさいのトリセス

ジャガイモの種類

ジャガイモの種類

【しっとりなめらかな食感(粘質系)】

メークイン
細長い卵形で、果肉は淡い黄色。しっとりきめ細かい粘性で煮崩れが少なく、煮物に適している。
例:カレー、肉じゃが、炒め物など

●とうや
ほくほく感は少なめで、味にクセがなく食べやすいのが特徴。滑らかな食感で煮崩れもしにくい。果肉は黄色。
例:カレー、シチュー、スープ、煮物など

●ノーザンルビー
メークインに似た形で、皮の色・果肉は濃いピンク。しっとりしていて煮くずれしにくく、色を活かしてスープやサラダに使うとよい・
例:スープ、ポテトサラダ、ニョッキなど

【ほくほく食感(粉質系)】

男爵(だんしゃく)
粉質でほくほくしているので、粉ふきいもなど食感をいかした料理がおすすめ。果肉は白色。
例:ポテトサラダ、コロッケ、じゃがバターなど

●ベニアカリ
皮が赤く、果肉は白。でんぷんが豊富で甘く、ホクホク感が楽しめる。煮崩れしやすいので煮込み料理には不向き。ビタミンCが豊富。
例:コロッケ、マッシュポテトなど

●キタアカリ
男爵よりも食味・香りが強く、ほくほくとした食感。加熱すると甘味が増す。
他の品種よりビタミンCを多く含む。
例:ポテトサラダ、コロッケ、粉ふきいもなど

【使い勝手のいい(中間タイプ)】

●十勝こがね
男爵のようなホクホク感をもちつつ、メークインのように煮崩れが少なく、どんな料理にも使える。
皮を薄く剥きやすいのも特徴
例:カレー、バターソテー、フライドポテトなど

●インカのめざめ
やや粘り気が強く、栗のような甘味が特徴。果肉は鮮やかな黄色。
煮崩れが少ないので煮物向きだが、油脂加工時の色の変化が少ないので揚げ物にも向いている。
例:煮物、スープ、フライドポテト、スイートポテトなど

●ホッカイコガネ
メークインよりも煮崩れしにくく、煮物やサラダ向き。油で揚げても変色が少なく、ポテトチップスの原料としても有名。
食感は男爵とメークインの中間ぐらい。
例:フライドポテト、煮物、ポテトサラダなど

マッシュポテトとイモの種類

参考文献 やさいのトリセス