古書のエッセンス

古書のエッセンス

今回はネタ話です、

図書館などにある、古い本の臭いがする料理を作ろうとした料理人がいる。

ラードを40℃に熱して溶かし、古書とそのページに塗る。それをビニール袋に入れて密封し、ウォーターバスで6時間加熱し、香りをしみ込ませる。
②本からラードを取り除く。まだ熱いうちに、ラードと同量のエタノールを混ぜる。(アルコールは脂質からの風味の抽出を促進する
③6時間おいてろ過し、37℃、圧力=0.9バールで蒸留(圧力を下げて香りを抽出する
④蒸留したアルコールを静かに別の容器に注いでエッセンスを得る。

参考文献 ハーバード料理と科学の教室

アルコールを飲むと恐怖心が減る

アルコールを飲むと恐怖心が減る

通常、私たちは「恐怖におののく表情」を見ると不安に駆られる。
不安感は伝播する。
実際、「恐怖におびえる顔」を見たとき「偏桃体」や「帯状皮質」などの不安情動に関する脳部位が活性化する。
しかし、アルコールを投与した人では「恐怖におびえる顔」の写真を見せても、脳に強い不安反応は生じなかった
恐怖を恐怖として正しく認識できなっくなっている
酒を飲むと「でっかくなった気分」や「大胆な高揚感」が起こるのはこのためである。

血中アルコール濃度と酔っている感覚

参考文献 脳には妙なクセがある

血中アルコール濃度と酔っている感覚

血中アルコール濃度と酔っている感覚

「酔っている」という自覚の強さは、血中アルコール濃度とは相関が見られなかった。
同じく、アルコールによって起こる脳活動の強さも血中アルコール濃度と相関なかった

つまり、アルコールの摂取量や代謝速度は、自覚症状とは直接的にあまり関係ない。
「酔っている」という感覚に相関するのは、脳部位のひとつの「線条体」の活動強度そのものだった。

酔っぱらっても家に帰れる理由

参考文献 脳には妙なクセがある