古くから「うどん3本、そば6本」という言葉がある。
これは、一度に箸で取る量のことで、美しく見える量とされている。
少なすぎると貧乏くさく、多すぎると下品であるとされていた。
ざるそばの食べ方は、つけ汁はそば全体にからめるのではなく、先端につける。
つける範囲は好みだが、つけすぎてそば自体の淡い香りやほのかな甘みを殺さないようにしなければならない。
汁をつけたら、一気にそばをすすり込む。
この時、おちょこの縁にそばを当てると汁の量が加減できる。
ここからは主観です。
そばを食べるときに、音を立てて食べるのは、空気を一緒に吸い込むことでそばの香りを立たせるためである。
参考文献 「食」の雑学達人になる本