今回はネタ話です。
実験では、ポテトチップスを食べるときに被験者の耳にイヤホンをつけて音を流す。
このときイヤホンからは、自分のかみ砕く音の大きさや周波数が意図的に変えられて流れてくる。
結果、高周波にした場合、ポテトチップスがパリパリして美味しく、新鮮だと評価するようになる。
一方で、音と周波数を落としたときには、古くてしなびれていると評価する。
これは、ポテトチップスのパッケージ(袋)が出す音でも影響がある。
つまり、バリバリと音がなる袋の方が、中のポテトチップスがパリパリしていると感じさせることができる。
そこで海外のメーカーは、とても大きな音が出るポテトチップスの袋を開発した。
袋を開けると95デシベル(削岩機から15mほど離れて聞こえる音)となったが、うるさすぎたようで現在は70デシベル程度になった。
また、他の実験では騒音だと味は感じにくくなるが、パリパリ感は増すという結果になった。