結納の席では、緑茶を避ける

結納(ゆいのう)・・二つの家が新しい姻戚関係(いんせきかんけい)になることなので、両家が集まって食事をしたり、男性が結納品を持って女性の家に行ったりする。
めでたいその席では、昆布茶か桜湯を出す。そして、緑茶は出してはいけない

【理由】
緑茶は仏事とかかわりが深く、葬儀や法事で使われるため。
また、緑茶を飲むのは「ちゃにする」を連想させ、茶化すに通じ、いい加減にすることなので相応しくないとされている。

一方で、桜湯は薄桃色といい、香りといい、めでたい感じがする。
昆布茶は、昆布が「よろこぶ」に通じ、コンブと読んで「子生婦(こんぶ)」と子供に恵まれるという意味にこじつけることができるため。

おせち料理の意味
七草粥

参考文献 日本語おもしろ雑学