日本の発酵バター

日本では乳酸菌で乳酸発酵させた発酵バターは特殊なバターで、発酵していないバターが普通のバターとされています。
しかし、海外では発酵バターが普通のバターとされています。

乳酸菌は空気中を含めてどこにでもいる菌のため、昔のように無菌状態がつくれなかった時代には、多くの加工食品に乳酸発酵が関与していました。
そのため、ヨーロッパで普通のバターといえば「発酵バター」で、発酵していない特殊なバターは近年になって無菌状態をつくるようになってから現れました。
一方で、日本でバターをつくるようになったのは無菌状態をつくれるようになってからであるため、逆転現象が起きた。

焦がしバターとは
澄ましバターとは

参考文献 食品の科学