大根を食べていて、苦いときがある?(辛いのではなく)
これは、土壌が高温多湿の状態でホウ素が不足した時に起こりやすい現象。
また、青あざ症とよばれる、カットした断面に青黒い筋のようなものが入っている場合もある。
青あざ症
また、高温多湿・ホウ素不足は、夏~秋にかけて起こりやすい。
一方大根の旬は秋~冬となっており、この時期に収穫された大根は、寒さで甘味がぐんと増します。
ホウ素が不足すると、根部の肥大が悪く、肌ツヤ、形が悪くなって、表皮に亀裂が入り、内部は水分の少ないスが入ったり芯部が褐色になる。
美味しい大根の見分け方
①葉が切り落とされている時は断面をチェックし、葉の断面に空洞ができていないか確認する。(空洞があれば、ホウ素不足で大根にスが入っている可能性が高い)
②ひげ根の毛穴が浅くて少なく、まっすぐ並んでいる。(ホウ素が不足すると、肌ツヤ形が悪くなるため)
③葉がみずみずしく、放射状に広がっている。
ここからは主観です。
結局は奇麗な大根を買うというのが結論になってしまう。
しかし、奇麗で大丈夫と思って買った大根が苦かったパターンも存在する。(しかも味が分かるのは調理が終わって食べる段階)
もし、食べる前に苦いのが分かったのなら
①皮を厚く向く
②下ゆでをしっかりする
③水にさらす
などがあります。