【メープルシロップ】
カエデの樹液を集めて沸騰させて濃縮させたものである。最終的なメープル・シロップの組織はおよそ、ショ糖62%、水分34%、ブドウ糖および果糖3%、リンゴ酢などの有機酸0.5%、pH6.8となる。
【蜂蜜】
転化糖72%、水分21%、ショ糖2%、デキストリン1.3%、pH3.7となる。
【ケーキシロップ】
商品名です。樹液や、水あめ等を混合している。
「メープルシロップ」と「蜂蜜」のどちらが甘いかと言えば、転化糖の含有量の多い「蜂蜜」の方が甘い。
ここからは主観です。
①味に関しては好み
②お菓子に加えてしっとりさせ、焼き色をつけたいなら蜂蜜(転化糖が多いため)
③カレー等のでんぷんが入ったソースをシャバシャバにしたくないならメープルシロップ(酵素が含まれていないため)
④1歳未満の子供に食べさすならメープルシロップ(ボツリヌス菌がいないため)
⑤肉の軟化目的なら蜂蜜(pHが低いためと思われる)
となる。
豆知識としては、サトウカエデはカナダを代表する木で国旗にも描かれている。(カナダは、メープルシロップ産出国)