今回はネタ話です。
映画や写真などで、一度は海外(米国)のカラフルなケーキを見たことがあると思います。
しかし、日本のケーキ屋さんやスーパーマーケットでは、まずカラフルなケーキなんて置いていないと思います。
この理由は、日本人はカラフルなケーキを見たら体に悪そうと思い買わないからです。
では逆に、なぜ海外(米国)ではこのようなカラフルなケーキが売っているのか?という質問の答えは
日本人と海外(米国)の色の嗜好性が違うからです。
上図から、日本人は青色の食品には魅力を感じませんが、米国では青色は好まれる色です。
一方で、黄緑色は日本人に好まれるが、米国では最も嫌われる色となっています。
このように、国や民族によって好まれる色は違うため、旅行客などのインバウンド需要を狙っている飲食店は、お客様に合わせた色のアレンジが必要なのかもしれません。
※また、宗教や文化によっても、色が持つ意味が変わってきます。
参考文献 総合調理科学事典