フランス料理や中国料理と日本酒の相性

日本酒は、アミノ酸や糖が多いと言われており、酸がきいたものもあり料理との多様な組み合わせが楽しめる。
さらに日本酒には、「香辛料の香り」「焦臭」「果実の香り」などが感じられるものもある。

フランス料理や中国料理にも、これらを感じる料理があるため、それと同じ香りを持つ日本酒と合わせるとよい

フランス料理では、ブルターニュ地方の料理や南仏の料理など、海戦やトマトを使った料理は日本料理と共通する要素も多く、相性が期待できます。
中国料理では、上海料理の甘辛い煮込みや広東料理や香港の上湯(鶏ガラスープなど)のうま味がきいた料理は味や風味の強さが、日本酒とのバランスが期待できます。

一方で、四川料理や湖南料理(こなんりょうり)などでは、唐辛子などの辛味が強いため、日本酒が負けてしまう。

和食と相性のいいワイン

参考文献 味・香り「こつ」の科学