アルコールはどれぐらいの時間で抜ける?

アルコールはどれぐらいの時間で抜ける?

体内におけるアルコール分解速度は、1時間に4gとされている。

アルコールの代謝には男女差、個人差がある。
実験では、
●男性の場合1時間に9g
●女性の場合1時間に4.5g
となったが、代謝が速い男性では13g分解できる一方で、3gしか分解できない女性もいます。
そのため、飲酒運転を予防するため1時間に4gとされている。

日本酒を例にとると、1合(アルコール20g)を分解するのに5時間かかる計算になり、2倍飲めば10時間といった具合に、時間とほぼ比例するとされている。
ビール350mlやグラスワイン125mlの場合(アルコール14g)、分解するのに3時間30分となる。

また、眠っている時はアルコールの分解速度が遅くなるため注意が必要。

酒の強さと男女差


ここからは主観です。
※上記の話はあくまでも目安の話です。

参考文献 飲酒の科学

年を取ると酒が弱くなる

年を取ると酒が弱くなる

アルコールに最も強いのは30代といわれており、その後は徐々に弱くなっていく。

【理由】
●加齢によって肝臓の機能が落ち、アルコールの分解速度が遅くなる。このため、同じ量を飲んだとしても、若い頃よりアルコールの血中濃度が高くなり、翌日お酒が残っていると感じる。

●加齢によって体内の水分量が低下する。赤ちゃんの頃は水分比率が80%と非常に高いが、高齢者になると50%台になる。これにより、アルコールを溶かす対象の水分が減るため、血中アルコール濃度が高くなりやすい。

久しぶりに酒を飲むと弱くなる理由
お酒に強い人、弱い人

参考文献 飲酒の科学

居酒屋で大勢の人と飲むとお腹を壊しやすい

居酒屋で大勢の人と飲むとお腹を壊しやすい

お酒を飲み過ぎると下痢になる

アルコールは、胃腸などの消化器官に対して、常に悪い影響を及ぼすわけではない
食前酒を軽く1杯飲むと、食欲が増進され、胃腸の働きも活発になる。
胃腸の働きが良くなれば、下痢になることはない。

アルコールを飲んだとしても、食前酒を出すようなレストランや懐石料理のお店で会食をした場合、翌日に下痢になりにくい。
一方で、同じ量を飲んだとしても居酒屋で大人数で飲むと、翌日に下痢になりやすい。
これらの違いは、アルコールによって、消化器官の働きが活発になるか、抑制されるかの違いである。

【リラックスして落ち着いて飲む】
「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが多く放出される。
これにより、気分が安定し、消化器官の活動が活発になり、食欲が増進される。
結果、下痢になりにくい。

【居酒屋で大勢で飲む】
「やる気ホルモン」と呼ばれるドーパミンが多く放出される。
これにより、興奮、覚醒、意欲の高まりが見られるようになり、消化器官の活動が抑制される
結果、下痢になりやすい。

これらのホルモンは、同時に放出されるが、その日の体調や環境などによって左右され、どちらかの影響が強く出る場合がある。

参考文献 飲酒の科学