物理的なおいしさと科学的なおいしさ

物理的なおいしさ・・・テクスチャーなど
化学的なおいしさ・・・味や香りなど

練りようかん、ニンジンのデグラッセ、白飯などの個体食品は、物理的なおいしさが重視させる。
ポタージュ、オレンジジュース、清酒などの液体食品は、化学的なおいしさが重視させる。

しかし、ビフテキ(ステーキ)は個体なのに、化学的なおいしさのウェイトが重い。
日本の牛肉は、ジューシーな油のおいしさを感じているためと考えられる。

口内の圧覚について


ここからは主観です。
料理のおいしさを決める要因は、テクスチャーのウェイトが重い(おいしさの要因の60%を占める)という考え方があるが、これは食品によって変わると思われる
上記の表で、オレンジジュースは食感よりも味や香りが重視されるのは、経験的にわかると思う。

ポイントは、油脂のおいしさで、ステーキなどの油脂分が多い食品は食感よりも、味や風味が重視されるのかもしれない。

参考文献 ポケット図解 おいしさの科学がよ~くわかる本