食品の色を強調してしまう

人は、よく知っている食品を見る場合には、その食品の典型色を無自覚に強調している
例えばレモンを見る場合、「レモンは黄色い」という認識を持っているため、実際よりも黄色味を強く知覚してしまう

オレンジやレタスといった野菜・果物も同様に、その食品の典型色を強調してしまう。


ここからは主観です。
つまり、料理を作る前は食材の色(典型色)が強く見えてしまうが、料理になった時点で色が弱く見えてしまうと考えられる。(同じ色なのに)
この理論をもう少し広く考えてみると、食品だけでなく、料理にも典型色があり無自覚に強調している可能性がある。
つまり、例えば「卵巻き」は、本来の黄色より濃く見えているのかもしれない。

色覚が弱い人
実際の色と記憶された色は違う
色のアクセント

参考文献 味わいの認知科学: 舌の先から脳の向こうまで