ヤマイモには消化酵素のアミラーゼ(ジアスターゼ)がたくさん含まれている。
アミラーゼは、私達の唾液にも含まれているデンプン分解酵素になります。
そのため、とろろ飯などを食べる時、豪快に口の中にかき込んでも大丈夫なのは、食べ物を食べながら消化剤を飲んでいるようなものだからです。
とろろ飯に麦飯を使うのも、消化しにくい麦の栄養分を吸収するうえで理にかなっている。
また、ヤマイモが生で食べられる理由の一つは、アミラーゼを多く含んでいるからである。
一方で、ヤマイモを加熱すると、粘りの原因であるムチンを減らしてしまいます。
ムチンはタンパク質の吸収を高める働きがあるため、ヤマイモを生で食べることは理にかなっている。
参考文献 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか