イチゴのつぶつぶは種のように見えます。
しかし、種が果実の表面にあるというのは少し奇妙な感じがします。
実はイチゴもまた、サクランボやリンゴと同じバラ科の果実になります。
イチゴもリンゴと同じように、花の付け根の台の部分が肥大してできた偽果です。
そして、イチゴのつぶつぶは、花の台が肥大した偽果の表面についている。
じつは、花の台に乗ったこのつぶつぶこそが、イチゴの本当の実になる。
イチゴを切ってみると、白い筋が見える。
この筋は、一本一本が、一つ一つの粒につながっており、この白い筋が、イチゴの本当の実に水分や栄養分を送っている。
また、一つ一つの粒が果実だといっても、種子をくるんでいるだけの果実になる。
参考文献 一晩置いたカレーはなぜおいしいのか