犬にチョコレートを食べさせてはいけないと聞いたことがあるかもしれない。
これは、チョコレートに含まれるテオブロミンが原因である。
テオブロミンは、人間にも害があるのだが、人は犬に比べて代謝(分解)がはやく、犬より体重が重いため問題ないとされている。
犬では、体重1kgあたりテオブロミンが300mgで半数致死量(50%の確率で死ぬ)とされており、体重10kgの程度の犬ではテオブロミン3gが半数致死量とされている。これはミルクチョコレート2Kgに相当するが、ダークチョコレートの場合は500gまで下がる。もちろん、嘔吐や下痢というテオブロミン中毒の症状は、致死量になる前に始まる。
ちなみに、猫の場合は体重も軽く致死量はもっと下がる。しかし、猫は甘さを味わう能力がないため、チョコレートが置いてあっても食べようとしない。
ここからは主観です。
小型犬の場合、体重が5Kgぐらいとなってきますので、致死量はさらに下がる。
板チョコ1枚が致死量になる場合もあるため、飼い主は注意しなければいけない。